形状数理研究室(仮)

梶ヶ谷 徹(2026年度着任予定)

数学で、かたちを探る

現代の幾何学において「図形」の概念は大きく拡がり、目に見えるものからそうでないものまでさまざまなものを図形として捉えることができます。さらに解析学や代数学の手法を組み合わせて、「図形」を研究するための多くの方法論や理論が考えられています。当研究室では、特に曲線や曲面およびそれらを一般化した図形(部分多様体)を、リー群論や幾何解析と言った数学的手法を用いて研究しています。また、そのような図形や理論の離散化にも着目し、分野の垣根を超えた応用を目指し研究を進めています。

学べる分野

数理科学、幾何、代数、幾何解析、離散幾何

社会のために

歴史的にも、現代幾何学の考え方は物理学をはじめとする数学以外の分野にも大きな影響を与えました。最近では、情報理論、データ・画像解析、建築、材料科学などのさまざまな分野への応用が検討されています。

研究テーマ

  • ・対称性を持つ極小部分多様体の安定性
  • ・部分多様体の幾何解析
  • ・離散調和写像を用いたグラフの標準的実現

主な授業担当科目

  • ・幾何学1
  • ・幾何学2